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■紫式部公園
 の歩き方

東門から公園に入ったら、池の真ん中にある橋を中心に∞の字で池の周囲を歩きましょう。公園の東にそびえる日野山、南にある妙法寺山、西方の茶臼山が池に美しく映し出されています。また、金色の紫式部像が池に映る姿が鑑賞できる場所が1ヵ所だけあるので、ぜひ探してみてください。
紫式部が越前国司に任ぜられた父とともに武生を訪れたのは長徳2年(996)のこと。
都に住む女性が地方で暮らすことなど、ほとんどなかった当時北陸の冬を体験したり、敦賀の松原客館に滞在する宋人を通じて先進的な大陸の文化に直接触れたことは紫式部に大きな影響を与えたと考えられています。
そんな紫式部をしのんで、この公園がつくられました。
平安時代の貴族の住居(寝殿造)を模した3000坪という広大な敷地に霊峰・日野山をはじめ、武生盆地を囲む山々を借景に池や築山を配置しました。
全国で唯一の寝殿造庭園で、雅やかな雰囲気が漂います。
園内には、谷崎潤一郎や円地文子など源氏物語にゆかりのある著名な文学者の揮毫による歌碑があります。
■紫式部像
金色に輝く紫式部像は文化勲章受章者の圓鍔勝三氏が制作したもの。聡明で美しかったといわれる紫式部の面影がうかがえます。都の方を向いて立つ式部像の視線の先をたどれば、すっきりとした稜線を描く日野山。ここから見る日野山は特に美しいといわれています。
■釣 殿
池のほとりに再現された釣殿は総ひのき造り。納涼や月見、雪見の宴が行なわれた場所です。詩歌を詠んだり雅楽を演奏したり、船遊びのときの乗降場所でもありました。この池は東から西へと渡る月がいつまでも池の水面に映るように東西に長く造られています。平安時代の貴族になったつもりで、釣殿から池に映る木々や月の姿を眺めながら、季節の移り変わりを感じてみませんか。
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